Guam Hospital Experience: What I Learned About Local Clinics & Health Insurance as a New Resident
📅 調査・執筆:2026年6月
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グアムへ移住して1ヶ月。「南国の空気に慣れてきたな」と思い始めた頃、体調を崩しました。
移住直後の体調不良は珍しいことではないようですが、実際に現地で病院を探すとなると、日本とは勝手が違うことだらけ。この記事では、グアムの医療事情について、実際の受診体験をもとに書いています。
旅行者の方にも、移住を検討されている方にも、少し参考になれば幸いです。
体調が崩れていくまで
最初は軽い喉の痛みでした。「ただの風邪だろう」と思い、日本から持参した鎮痛剤を飲んで様子を見ることに。
ところが日を追うごとに症状は悪化し、薬も思うように効きません。そして4日目、ついに腹痛・下痢・嘔吐が加わり、「これは受診しないといけない」と決意しました。
結果的には、扁桃炎と胃腸炎のダブルパンチ。処方された抗生剤を飲み始めてすぐに楽になりましたが、病院に行くタイミングはもう少し早くてもよかった、と反省しています。
まず向かったのは「グアム旅行者クリニック」
最初に思い浮かんだのは、タモン地区にあるグアム旅行者クリニック。日本語で受診できることで知られているクリニックです。
グアム旅行者クリニック 住所:Tumon Bay Center unit 106, 1051 Pale San Vitores Rd, Tumon, Guam 96913 電話:(671) 647-7771
入口には「予約者のみ」の貼り紙がありましたが、中から受付の女性が出てきてくれました。症状を説明し、旅行保険に加入していないことを伝えると、丁寧に教えてくれました。
「その日のドクターは午後からなので、午後であれば予約が取れます。ただ、保険なしの場合、診察・検査・薬の処方で1,000ドル前後になります」
保険に入っていれば、提携している保険会社経由でキャッシュレス診療が可能とのこと。通常のローカル病院よりも自費での費用は高めになる、という説明も正直に話してくれました。
さらに親切なことに、食べられないときに飲むとよいパウダー飲料を教えてくれました。それが「Liquid I.V.」というアメリカのエレクトロライドドリンクミックス。Donkiで手に入るとのことで、帰り道に購入しました。

水に溶かして飲むスティックタイプで、タンジェリン味。嘔吐や下痢で水分が失われているときに、水だけよりも効率よく補給できるよう設計されています。グアムでは体調不良時の一般的なドリンクのようで、Donkiでもレジ前など目立つ場所に置いてありました。

窓の外にはグアムの海。体調が戻るまでの数日間、このグラスに何度助けられたかわかりません。体調を崩したからこそ出会えた、グアム在住者の定番アイテムです。
受診は諦めることになりましたが、丁寧な対応にはとても助けられました。
旅行者の方へ グアム旅行者クリニックは日本語で診察が受けられる、旅行者にとって非常に頼りになるクリニックです。提携保険会社も多く、キャッシュレスで受診できるケースも多いため、海外旅行保険に加入のうえで旅行される方にはとくにおすすめです。
次に向かったのはローカルのウォークインクリニック
1,000ドルはさすがに難しかったため、現地の保険が使えるクリニックへ向かうことにしました。夫の職場の同僚から紹介してもらったウォークインOKのクリニックです。
受診した流れ
- 受付で名前を記入(ウォークイン受付)
- 名前を呼ばれたらカウンターへ。パスポートと保険カードを提示し、氏名・住所などを記入した書類を4〜5枚記載
- スタッフに呼ばれ、途中で体重測定(ポンド表示で一瞬戸惑いました……)
- 診察室で血圧測定、鼻と喉の粘膜を採取して検査へ
- 約5分で結果が出て、別のスタッフが結果を説明(インフルエンザ・溶連菌ともに陰性)
- ドクターが耳・喉・呼吸を確認し、症状を確認。細菌性と診断され、抗生剤と下痢嘔吐の薬を処方。処方箋の受け取り。
- 会計スペースへ移動して支払い
待ち時間はそれなりにありましたが、流れ自体は比較的スムーズでした。
処方された薬のこと
処方薬は病院併設の薬局で購入できました。薬剤師の方が服用方法を丁寧に説明してくれたのは安心でした。
処方されたのは2種類。小さいボトルが抗生剤のカプセル、大きいボトルが吐き気止め(Ondansetron・オンダンセトロン)です。

ただ、驚いたのが抗生剤の日数。
抗生剤が10日分(朝晩20カプセル)処方され、「必ず飲み切るように」と言われました。
日本では数日分で終わることが多いので、最初は戸惑いましたが、アメリカの医療では抗生剤を最後まで飲み切ることが重視されており、これは一般的な処方スタイルのようです。
言語の壁は思った以上にリアルだった
グアム旅行者クリニックは日本語対応でした。今回は受診には至りませんでしたが、旅行中に体調を崩した際には心強い選択肢です。
一方、ローカルクリニックは英語のみ。今回は一緒にいてくれた夫のサポートがあり何とかなりましたが、一人だったら聞き取りも症状の説明もかなり難しかったと思います。
「fever(熱)」「sore throat(喉の痛み)」「nausea(吐き気)」「diarrhea(下痢)」——このくらいの単語を事前に整理しておくだけでも、受診のストレスは減ると思います。英会話の大切さを改めて感じた一件でした。
グアムの医療システム、日本とはここが違う
グアムはアメリカ自治領のため、医療の仕組みはアメリカ式です。日本のように「具合が悪くなったらすぐ近くのクリニックへ」というわけにはいきません。
グアムでは、まずかかりつけの主治医(ファミリードクター)を見つけ、その都度予約して診察を受けるのが基本的な流れです。必要に応じてファミリードクターからスペシャリスト(専門医)を紹介してもらう仕組みになっています。
移住後にすぐ体調を崩した私のケースのように、まだファミリードクターが決まっていない場合は、ウォークインクリニック(予約なしで受診できるクリニック)が頼りになります。
移住者がやっておくべきこと
- 現地の医療保険に加入する 保険なしでは診察・薬代が高額になります。職場を通じて加入できる場合はできる限り早めに手続きを。
- ウォークインで行けるクリニックを事前に確認しておく いざというときに慌てないよう、自分が加入している保険が使えるクリニックをあらかじめ調べておくと安心です。
- 早めにファミリードクター登録をする 健康なうちに病院でヘルスチェックを受け、担当ドクターを登録しておくのが現地の正式なやり方です。急病の際に予約が取りやすくなります。
旅行者の方へ:海外旅行保険は必須です
旅行中に体調を崩すことは誰にでもあります。グアム旅行者クリニックでは、日本の主要な旅行保険会社と提携しており、キャッシュレス診療に対応しているため、保険証書とパスポートを提示するだけで、患者が一切支払いをしなくて済む場合があります。
旅行保険未加入のまま受診すると、診察・検査・薬の処方だけで1,000ドル近くになることも。これは実際に窓口で案内していただいた金額です。
ないことを願いつつも、体調をいつ崩すかはわかりません。グアムへの旅行前には、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。
まとめ
移住してすぐ、体調を崩して病院へ行くことになるとは思っていませんでした。でも、結果的に現地の医療の仕組みを早い段階で知れたことは、今後の生活にとってプラスになったと思っています。
- 旅行者は海外旅行保険への加入が大前提
- 移住者は現地保険の加入と、かかりつけクリニックの確認を早めに
- 英語が不安な方は、受診前に症状の英単語を整理しておくだけでも違う
グアムの医療は決して悪くはありませんが、日本とは仕組みが異なります。備えておくことで、いざというときに焦らずに動けるはずです。
クリニック情報
| 項目 | グアム旅行者クリニック |
|---|---|
| 正式名称 | Guam Travelers’ Clinic(グアム旅行者クリニック) |
| 住所 | Tumon Bay Center unit 106, 1051 Pale San Vitores Rd, Tumon, Guam 96913 |
| 電話 | (671) 647-7771 |
| 診療時間 | 月〜金 09:00〜12:00 / 13:00〜17:00(受付 08:00〜19:00) |
| 定休日 | 土・日・祝日(※時間外・夜間診療は要電話) |
| 言語 | 日本語対応 |
| 保険 | 主要日本旅行保険会社とキャッシュレス提携あり |
| 公式サイト | https://www.guamclinic.com/ |
📝 掲載情報は訪問時点のものです。営業時間・価格・メニューは変更になる場合があります。公式サイトや現地でご確認ください。
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✍️written by Asa_Hi|グアム在住・二児の母About Me
2026年4月よりグアムに在住。現地ならではのリアルな情報をお届けします。
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