Drinking Water in Guam: What I Learned After Moving Here
📅 調査・執筆:2026年6月
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移住してわかった、グアム生活の最初の難関は「水」だった。 台風後の白濁した水道水、頼みのウォーターサーバーが存在しないという現実、そして約22キロとの格闘。グアムへの移住・長期滞在を考えている方に、水まわりのリアルをお伝えします。
グアムの水道水、実際のところどうなの?
グアムに来る前、水のことなど考えたこともなかった。蛇口をひねれば水が出る、飲料水も浄水機器やウォーターサーバーサービスも充実していて困ることはない。——日本ではあまりにも当たり前のことが、移住初月にして最初の「想定外」になるとは思っていなかった。
グアム水道局(Guam Waterworks Authority、以下GWA)によると、グアムの水道水はアメリカの環境保護庁(EPA)が定める基準を満たしており、安全性については継続的な検査が行われています。
「GWAの水道水は、ここ数十年で最も安全な水準にある」 出典:Guam Waterworks Authority
ただし、安全であることと「おいしく飲める」ことは、また別の話です。
グアムの水道水には、自然由来のミネラル分が含まれており、人によっては独特の風味を感じることがあります。また、2025年9月にはグアム北部のYigo地区で水井戸への化学物質(ディルドリン)混入が確認され、水道局から当該地区の住民へ注意喚起が行われたという報道もありました。地区によって水質が異なる可能性があることも、頭の片隅に置いておくとよいかもしれません。
Britaがあれば大丈夫、と思っていた
引っ越し当初から、水道水はBritaの浄水ポットを通して使っていた。日本でも使い慣れていたし、これで十分だろうと思っていた。
ところが台風Sinlakuが去った後、蛇口から出てきたのは白く濁った水だった。
Britaに通しても白濁している……まったく飲む気にはなれない。蛇口から水を出しっぱなしにしていると透明に戻ったものの、台風直後の配管の状態を考えると、どうしても躊躇してしまった。
そこで、備蓄していたミネラルウォーターとBritaの水を飲み比べてみた。
明らかに、味が違った。
ミネラルウォーターはすっきりしている。Britaの水は、言葉にしにくいけれど、「水っぽくない水」とでも言えばいいのか、独特の風味が残る。
ここで夫がひとこと。「そういえば、グアムで緑茶を入れると不味いんだよな。茶葉が悪いのかと思ってたけど」——原因は茶葉じゃなくて、水だった。薄々感じていた違和感の正体が、やっとわかった瞬間だった。
ウォーターサーバー、グアムにはないの?
飲料水をなんとかしなければと、まず思いついたのがウォーターサーバーだ。日本ではおなじみの、サーバーをレンタルして水ボトルを定期配達してもらうサービス。あれがあれば解決する。
調べた。
グアムにはない。
正確には、日本のような「サーバー無料レンタル+水の定期宅配」というサービスが存在しない。自分でサーバーまたは電動ポンプ、ボトル、水をそれぞれ購入し、自分で運ぶしかないのだ。
ウォーターサーバー難民、誕生。
救世主はDonkiにいた

途方に暮れながらDonki Village(ドン・キホーテ グアム店)をうろついていたら、店内奥、果物売り場の隣に「DONKI WATER STATION」を発見した。
大きな浄水機に蛇口が複数並んでいて、持参したボトルに水を補充できる仕組みだ。

使い方はシンプルで、ボトルを補充台にセットして蛇口を開けるだけ。ボトルを洗う装置も備わっている。(ボタンを押すと下から水が噴き出す。必ずボトルをセットしてからボタンを押すように。そうしないと噴射した水が飛び散ります・・・)


水の補充代(訪問時):3ガロン $1.5
※1ガロン $0.50 / 3ガロン $1.50 / 5ガロン $2.50。最新の料金は現地でご確認ください。
ボトル代:3ガロンボトル $12.99(繰り返し使用可。5ガロンは $18.99)
なお、支払いは有人レジのみで、セルフレジは水の補充には使えない点も覚えておくといい。
家に持ち帰って飲んでみた。変な味がしない。普通においしい。
これで解決……と思ったのもつかの間、現実が立ちはだかった。
3ガロン=約11キロ問題
3ガロンの水は、約11リットル・約11キロ。
1日に1ボトル弱を消費する我が家の場合、週2回Donkiに行くとして、1回に2ボトル補充する必要がある。
2ボトル=約22キロ。
集合住宅の地下駐車場から自室まで、22キロを運び上げる。これが、無理だった。3ガロンボトル1本でも腕がちぎれるくらい(大げさではない)。
台車と電動ポンプという救世主
Donkiのアウトドア用品売り場では手ごろな台車が見つからず、Kmartに足を運んだところ、折りたたみ式のワゴンカートを発見。$200超えのゴツいものもあったが、手ごろなサイズのものが約$40で手に入った。
KmartはTumon(ツモン)エリアに近いHarmon Industrial Parkにある大型量販店で、24時間営業。衣料品・家電・日用雑貨・食料品まで幅広く揃うグアム在住者の定番スポットだ。台車類はアウトドア・ホームグッズコーナーで見つかる。

3ガロンボトル2本がちょうど収まるサイズで、地下駐車場からエレベーターまで転がすだけで運べる。人類の知恵に感謝した。
ついでに、電動式のボトルポンプも購入。ボトルの口に差し込んでボタンを押すだけで水が出てくるタイプで、これがあればサーバーも不要になる。USB-C充電式なので、電池切れの心配もない。

現在の飲料水ライフ

現在の流れはこうだ。
- 週2回、Donkiへ
- DONKI WATER STATIONで3ガロンボトルを2本補充(レジで支払い)
- ワゴンカートに積んでエレベーターまで運ぶ
- 電動ポンプをボトルにセットして完成
- 3ガロンボトル3本でローテーション管理
「快適」とは少し違うかもしれない。でも、ちゃんと暮らせている。
移住・長期滞在前に知っておきたいこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水道水の安全性 | GWAによりEPA基準を満たしているが、独特の風味が気になる人もいる |
| 台風後の水道水 | 濁りや風味の変化が出ることがある。市販水・備蓄水の確保を |
| ウォーターサーバー宅配 | 日本のような定期配達サービスは基本的にない |
| おすすめの方法 | Donki WATER STATIONでのボトル補充。コスパ最良 |
| ボトル代 | 3ガロンボトル $12.99 / 5ガロンボトル $18.99(繰り返し使用可) |
| 水代(通常) | 1G $0.50 / 3G $1.50 / 5G $2.50(要現地確認) |
| 支払い方法 | レジのみ。セルフレジ不可 |
| 必須アイテム① | ワゴンカート(Kmart、約$40前後) |
| 必須アイテム② | 電動ボトルポンプ(Kmart等で購入可) |
台車(ワゴンカート)は移住初期に買っておくことを強くおすすめします。水の運搬だけでなく、スーパーでの大量買い出しにも大活躍します。
こんな方に読んでほしい記事でした
役に立てる方
- グアムへの移住・長期滞在を検討している方
- 水道水の味が気になる旅行者の方(長期滞在ホテルなど)
- グアムのリアルな生活情報を知りたい方
あまり参考にならないかもしれない方
- 短期旅行でホテル滞在の方(ホテルの飲料水設備で十分な場合が多い)
まとめ
グアムの水道水は基準を満たしており、安全性は確保されています。ただ、移住してみると「飲める水」と「おいしく飲める水」の間には、意外と大きな差があることを実感しました。
Donki WATER STATIONは、コスパと味のバランスが良く、今のところ我が家の最適解。ワゴンカートと電動ポンプさえあれば、重さの問題もクリアできます。
グアム移住・長期滞在を考えている方のご参考になれば幸いです。
| 施設名 | DONKI WATER STATION(Don Don Donki内) |
|---|---|
| 住所 | 801 Pale San Vitores Rd, Tumon, Guam |
| 営業時間 | Don Don Donki に準ずる(要現地確認) |
| ボトル代 | 3ガロン $12.99 / 5ガロン $18.99(繰り返し使用可) |
| 水代(通常価格) | 1G $0.50 / 3G $1.50 / 5G $2.50(要現地確認) |
| 支払い | レジのみ(セルフレジ不可) |
| 台車購入 | Kmart(約$40前後) |
| 電動ポンプ | Kmart等で購入可 |
📝 掲載情報は訪問時点のものです。営業時間・価格・メニューは変更になる場合があります。公式サイトや現地でご確認ください。
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✍️written by Asa_Hi|グアム在住・二児の母About Me
2026年4月よりグアムに在住。現地ならではのリアルな情報をお届けします。
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